2017.03.15 アースダイバー
最近中沢新一さんの大阪アースダイバーという本を読みました。
大阪の成り立ちや町の構造を、独自の調査で浮かび上がらせる面白い本でした。
何故大阪には地名に橋とか島がつくものが多くて、どんな歴史を抱えてきたのかもこの一冊でわかります。
東京版もあるので、読んでみたいと思います。
色々と読みたい本やら見たい映画やらたまっています。
バスケのBリーグも後半戦で、また地元開催の時は観戦に行きたいです。
2017.03.14 採寸
宝塚のリノべ現場の事前解体が一段落したので、構造躯体の採寸に行きました。
午前中に陶芸小屋となる車庫を、そして午後から住居部に。
古い建物なので、そもそも図面も構造図もありませんから、自ら測量して復元するしかありません。
現場に置いといてもらった大工さんの脚立を借りて作業しました。
埃まみれになりながらなんとか6割くらいはチェックできました。
あとは住居部の1階と基礎関係が残っていますので後日また行ってきます。
約45年前に建てた方の上棟時の痕跡が見つかりました。
引き継いでいけるものは継承したいですね。
2017.03.13 引っ越し
姫路の新築のお引渡しが無事終わりました。
今は外構の門と木塀の工事中です。
建物と外構を一体化させて、より完成度が高くなるように続けていきます。
カーテン関係も設置が終わりました。
リビングには木製のブラインドを使いました。
家具の一部みたいで良かったです。
引っ越しも同じ日に。
お客さんは大変ですが、早く外構まで完成して住んでいただけたらいいなと思います。
2017.03.12 引き渡し
本日は姫路の新築の引き渡し。
独立して最初の新築となったので、とても感慨深いですね。
とにかく図面もたくさん作ったので、工務店さんにはとても踏ん張ってもらって無事仕上がりました。
まだこれから外構工事も残っているので、当面姫路に行く予定です。
外構が出来たら外観も良い佇まいになると思っています。
独立してもお客さんと一緒に住まい領域を中心にやっていきます。
2017.03.11 申請図
須磨寺の新築の申請図に取り掛かっています。
今回は準防火地域で北側斜線も2方向にかかり、専用通路で採光面積の確保も簡単ではない敷地です。
法規と意匠はあまり関わりがないようにも見えますが、自分の場合とても密接な関係です。
建物配置はもちろん、インテリアのタイル割や照明計画から窓高さをミリ単位で調整したり、斜線をぎりぎりクリアしつつ採光や換気も満たすような屋根勾配や軒先を考えたり、排水計画とか換気扇、煙感知器の位置とかも気にします。
つまり、法規、意匠、機能、構造、住む人や場所のイメージに合いそうかとか、いろんな分野を行ったり来たりしながらいつも申請図をまとめています。
なのでプランだけ書いて後はどこかに任せる、というやり方が今のところ出来ずに、全部自分で図面を書いています。
作業に時間もかかりますが、この時間が最後の仕上がりとか佇まいに大きく影響しているような気もしているので、出来るだけ関わっていきたいと思います。
2017.03.10 建築はほほえむ
建築家の内藤廣さんがおすすめしていた本です。
学生に向けて建築とはなんぞや、と書かれた本ですが、実務をやっている人ほど読んだほうが良いと思えるような内容です。建築の原点を分かり易い言葉で記してくれています。
今やってる案件ももっと頑張りたくなるような、前向きな気持ちになれる本でした。
2017.03.09 本屋さん
欲しい本があって大阪の柳々堂さんへ。
建築書専門の本屋さんで、一日中居ても飽きないくらい気になる本が一杯です。
読みたいのがたくさんあったのですが、収拾がつかなくなりそうで、欲しかった本だけ購入してかえってきました。結構レアな本もあるので楽しいです。
また時々行ってみようと思います。
2017.03.08 天井
建仁寺の限定公開に行きました。
天井の龍がド迫力です。
絵が壁にあるのではなくて、天井にある、ということでいつもと違う筋肉を使って見るので余計に非日常な体験となりました。
建築も好きで仕事としてやっていますが、何も考えずに絵を描くなんてこともやってみたくなりますね。
2017.03.08 解体途中
リノべ現場で解体が進んでいます。
1階天井は下地も綺麗でした。
2階もだいぶ見えてきました。
色味も時間が経って濃くなっていています。
古い建物ですので雨漏れ箇所等、直すところはちゃんと直して、出来るだけ今の良い所は継承していきます。
2017.03.07 修学院離宮
修学院離宮を初めて見学しました。
学生時代、下宿していたワンルームからすごく近い場所にあるのに、行けていませんでした。
事前予約して見学が可能となります。
広大な敷地であることをすぐに認識します。
非常にゆったりしていて、1時間かけて散策するコース。
一二三石です。ひとつ、ふたつ、みっつの組み合わせで床に埋め込んであります。
美しい木組みもあります。
和室の中からの眺望は素敵なんだろうなと思います。
中には入れませんでした。
水面が鏡のようになっていてとても美しいです。
建築写真家の二川幸夫さんの作品集でもこのカットがあったと思います。
現代建築も良いですが、古典的な建築もやっぱり良いですね。
常に吸収してパワーアップしていきます。