2018.11.08 猪名川霊園
前職の仲間と猪名川霊園へ行ってきました。
設計はチッパーフィールドで以前から見たかった建築です。
カラーコンクリートをサンドブラスト仕上げすることで質感の高い石に包まれているような礼拝堂となっていました。
光と影のコントラストも美しいです。
時間や天候の影響を受け、見学中も表情が変わっていました。
斜面に沿うように屋根をかけているので、自然と一体化するようなたたずまいでした。
外界と霊園を繋ぐ庭もありました。
庭のまわりに廊下があるのですが、こういう気持ち良い廊下なら長くても無駄じゃないなと思います。
礼拝堂は一番心が落ち着く場所になっていました。
左右が庭となり、風が抜け水の音が聞こえ、自然光がコンクリートの壁天井に沿って降りてくる素晴らしい空間でした。
余計な音が遮断され、自然と一体化する様は、豊島美術館に匹敵する豊かさを感じました。
2018.11.07 整理整頓
神戸の新築は上棟も終えて大工工事に。
細かく現場に通って大工さんや監督ともコミュニケーションをとりながら、チェックもしつつ進めていきます。
現場が整理整頓されていてとても綺麗でした。
現場が綺麗だと仕上がりも綺麗になることが多いのかなと感じています。
自分も側溝とかにゴミがあったら出来るだけ拾って捨てるよう心掛けています。
これからは全館空調で使う直径30センチのとても大きなダクトを家中にまわしていくので、
LDKや和室といった居室の天井を極力下げないようにうまく経路設計していきます。
2018.11.06 JIAセミナー
日本建築家協会のセミナーへ。
この日は京都の建築家魚谷さんと池井さんのレクチャーです。
お二人とも京都大学の先輩で私が独立する前から活躍されている建築家です。
京都は観光客対策で大きなホテルがどんどん建てられていて、
伝統的な住居は実は道路に接道していない奥まった土地に残されているそうです。
そういう建物を壊さずになんとか再生しようとする姿が素晴らしいと思いました。
目先のことだけを考えると観光客用の大きなホテルが必要なんだと思いますが、
100年、200年という時間軸で見たときに、京都の町にとっては良くないのではないかと感じてしまいます。
町の地割なんかも残しつつ建物を再生して使い続けることができるといいですね。
2018.11.05 サビニャック展
兵庫県立美術館のサビニャック展へ。
かわいいキャラクターやカラフルな色使いのポスターに惹かれてしまいます。
伝えたいことを一撃で伝えるすごさ。
透視図と平面的な図が合成されているところも興味を持ちました。
2018.11.04 内藤廣講演会
アイカさん主催の内藤廣さんの講演会へ。
昨年は安藤忠雄さんでしたね。
2時間のレクチャーでしたが、作品の紹介は10分程度で残り全てがこれからの建築がどうあるべきか、という内容でした。
今までの空間のデザインから時間のデザインが大切だと仰っていました。
バブルの時に重視された面積や部屋数、高さよりも誰とどう過ごしたいのか、といったところを考えないといけないのかなと思いました。
最近オープンした年縞博物館、屋根がとても綺麗そうで早く見てみたいです。
2018.11.03 上棟式
神戸の新築は上棟式に。
躯体は無事組みあがって、これから構造壁の施工に入ります。
屋根のルーフィングも終わっています。
これから全館空調業者さんとの事前打ち合わせや中間検査が待っています。
このあたりの工事は最終的には隠れてしまうのですが、大事なところなので細かく工務店さんともチェックしながら進めようと思います。
2018.11.02 GAギャラリー
東京の表彰式後に、GAギャラリーへ。
東京に来たときはだいたい寄ってますね。
遅めだったのですが、ぎりぎり中へ入ることが出来ました。
この日は有名建築家のプレゼンテーションの展示があって
模型や図面、映像で各々のコンペのプレゼンを見ることができました。
同世代の建築家もいて、焦ってはいけませんが目標を高く設計したいと感じました。
コンぺ、今年もう一つ入賞するのが目先の目標です。
2018.11.01 西宮ストークス
今シーズン2試合目のストークス観戦。
この日は名古屋FEイーグルスと対戦。
試合は序盤リードされていましたが、後半追い上げて延長戦にもつれ込む展開に。
谷選手や梁川選手、谷口選手、道原選手の頑張りで接戦になりました。
AJウエストがファールトラブルになって延長で負けてしまいましたが、
いつか結果が残り始めると信じています。
インサイドでやられると厳しいですね。
ストークスは走るしかないかなと思います。
負けたけど、希望の持てる試合でした。
2018.10.31 子ども図書館
東京上野にある安藤忠雄設計の子ども図書館へ。
明治の建物に安藤忠雄さんが増築を設計されています。
今までに何度か訪問したのですが、いつもお休みで入れずでした。
上の写真が昔の建物と新しい建物の接合部分。
個人的には旧館の階段の腰壁が気になりました。
今の家だと通常なるべく薄く作ってしまう腰壁が分厚くなっていて、なんだか滑り台になりそうな場所になっていました。
真ん中が少し膨らんでいるから滑ってもまっすぐ降りてこれそうです。
境界を仕切る時に面ではなくて層で仕切った時に、アクティビティが発生する良い例だと思います。
点と面と層で様々な境界を生み出して多様な場が生まれるような建築をいつか設計してみたいです。
こういう面白い境界を見つけるとテンションが上がりますね。
2018.10.30 玉置浩二コンサート
亀谷時計店さんご夫婦にお誘いいただいて、
玉置浩二さんのコンサートに赤穂へ行ってきました。
熱烈玉置ファンであるご夫婦が徹夜して並んでゲットされたチケット…
なんと前から3列目のど真ん中でした!
こんな場所で聴くことは一生ないかなというくらい貴重な席だと思います。
前にいる人たちはほとんどが熱狂的なファンで、
前後左右から聞こえる女性の「たまき~!!」の叫び声に包まれた会場でした。
ある人は今年7回目だと仰っていましたね。すごい…。
約90分のコンサート、玉置浩二の生歌がうますぎて感動しました。
3列目なので、目の前で自分に歌ってくれているような不思議な感覚。
全身の姿もしっかり見えて仕草や表情もわかる場所でした。
僕ら世代でも知っている、メロディー、田園、夏の終わりのハーモニーとかも後半歌ってくれたんです。
コンサート前はカフェに、後はレストランでおいしいご飯もご一緒させていただきました。
貴重なコンサートにお誘いいただいて本当にありがとうございました。
とっても素敵な時間でした。