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2018.11.15 湊川隧道

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兵庫区にある湊川隧道へ。
この日は1年に1度の通り抜けが出来る日で見学してきました。
日本で初めての近代河川トンネルで1901年に完成しています。
天井から水滴が落ちていましたが、当時から水位が高くて工事も大変だったようです。
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大阪の泉州で作られたレンガが様々な積み方をされていました。
出来たトンネルを歩くのは簡単ですが、
手掘り作業で作ったことを想像すると、一歩にとてつもない重みを感じてしまいます。
空間に何かが詰まっているような感覚は村野藤吾の谷村美術館でも感じました。
そして、空間を切ったら汁が出るように設計しなさいと言った前川国男を思い出しました。
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トンネルを抜けた先にはすぐ近くに母校の兵庫高校がありました。
毎日朝一番に行って体育館でシューティングをやっていた思い出がよみがえってきました。

 

 

 

2018.11.14 うどん

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なんだか寒くなってきたのでうどんが食べたくなって、
サンチカのかやく亭へ。
きざみうどん、かやくご飯がついて500円とコスパが最高です。
出汁があつあつで、うどんがモチモチしてて美味しいです。
かやくご飯には少しおこげも入ってました。
これからは鍋もいいですよねー。

 

 

 

2018.11.13 風の教会

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六甲にある安藤忠雄設計の風の教会へ。
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六甲ミーツアートの展示空間として限定公開されています。
今年は映像の展示がされていました。
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訪れた時間で変化すると思うのですが、夕方に行くと、コンクリートの壁に風で動く木陰がうつっていてこれも一つの映像のように感じました。
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開口部は時間によって床に十字架の影がうつりこむように設計されているそうです。
だから上下のガラスの大きさの比率が違う訳ですね。
西向きの開口部なので、冬だと太陽高度が下がって壁に影が出来たのかも。
六甲の冬は雪で施設も使えないことを考えて春とか夏の太陽高度から建物のフットプリントを決めたんじゃないかなと推測しています。
今は教会としての役目も終え、ちょっぴり廃墟感というか、寂し気な空気をまとっていたのが印象に残りました。

 

 

 

2018.11.12 神戸の眺望

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六甲山から神戸や大阪の街並みを。
曇り予定から晴れになってハルカスまで見えましたよ。
さすがに高地だと秋でもすごく寒かったですね。
昔理科の授業で100m高い場所に行くと0.6度気温が下がる、みたいなことを習った記憶があるのですが、あってるのかなあ?

 

 

 

2018.11.11 蕎麦屋

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篠山のお蕎麦屋さんへ行ってきました。
蕎麦はコシがあってとても美味しかったです。
個人的には鴨のたたきが柔らかくて最高でした。
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篠山だとお客さんに教えていただいた、ピザのクワモンペもめちゃ美味しかったなあ。

 

 

 

2018.11.10 中間検査

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神戸の新築は防蟻工事も無事終えて、中間検査になりました。
中間検査では建物配置や構造躯体のチェックがありますが、無事クリアすることが出来ました。
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この日は全館空調のダクト工事の打ち合わせも。
お客様からの要望も踏まえ、僕からの数多の細かいリクエストもすべて対応してくれることになりました。
ダクトを通す位置によって収納が数センチ増えたり、天井を下げなくて良かったり色々あるんですよね。
難しい所があっても前向きにいい建築を作ろうとしてくれる業者さんがいるととても頼もしいものです。
隠れて見えなくなるような所こそ、設計者がしっかり関わってチェックする必要があると思っています。

 

 

 

2018.11.09 スポーツの秋

今年の日本シリーズはソフトバンクが日本一となりました。
キャッチャー甲斐選手の甲斐キャノンが炸裂してましたね。
広島カープの盗塁をすべてアウトにしてMVP。
刺した後にあたりまえって感じの表情でベンチに戻ってくる姿がかっこよかった。
野球は終わって寂しいですが、バスケはこれからが勝負です。
西宮ストークスは当初連敗が多かったのですが、徐々に勝てるようになってきました。
今年は淡路の洲本で試合が初開催されました。
これから首位を目指して連勝してほしいです。

 

 

 

2018.11.08 猪名川霊園

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前職の仲間と猪名川霊園へ行ってきました。
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設計はチッパーフィールドで以前から見たかった建築です。
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カラーコンクリートをサンドブラスト仕上げすることで質感の高い石に包まれているような礼拝堂となっていました。
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光と影のコントラストも美しいです。
時間や天候の影響を受け、見学中も表情が変わっていました。
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斜面に沿うように屋根をかけているので、自然と一体化するようなたたずまいでした。
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外界と霊園を繋ぐ庭もありました。
庭のまわりに廊下があるのですが、こういう気持ち良い廊下なら長くても無駄じゃないなと思います。
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礼拝堂は一番心が落ち着く場所になっていました。
左右が庭となり、風が抜け水の音が聞こえ、自然光がコンクリートの壁天井に沿って降りてくる素晴らしい空間でした。
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余計な音が遮断され、自然と一体化する様は、豊島美術館に匹敵する豊かさを感じました。

 

 

 

2018.11.07 整理整頓

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神戸の新築は上棟も終えて大工工事に。
細かく現場に通って大工さんや監督ともコミュニケーションをとりながら、チェックもしつつ進めていきます。
現場が整理整頓されていてとても綺麗でした。
現場が綺麗だと仕上がりも綺麗になることが多いのかなと感じています。
自分も側溝とかにゴミがあったら出来るだけ拾って捨てるよう心掛けています。
これからは全館空調で使う直径30センチのとても大きなダクトを家中にまわしていくので、
LDKや和室といった居室の天井を極力下げないようにうまく経路設計していきます。

 

 

 

2018.11.06 JIAセミナー

日本建築家協会のセミナーへ。
この日は京都の建築家魚谷さんと池井さんのレクチャーです。
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お二人とも京都大学の先輩で私が独立する前から活躍されている建築家です。
京都は観光客対策で大きなホテルがどんどん建てられていて、
伝統的な住居は実は道路に接道していない奥まった土地に残されているそうです。
そういう建物を壊さずになんとか再生しようとする姿が素晴らしいと思いました。
目先のことだけを考えると観光客用の大きなホテルが必要なんだと思いますが、
100年、200年という時間軸で見たときに、京都の町にとっては良くないのではないかと感じてしまいます。
町の地割なんかも残しつつ建物を再生して使い続けることができるといいですね。