2017.11.13 竣工検査
須磨のお家は遂に竣工検査を迎えました。
今日は天気も良くて空と山がきれいに見えていました。
外構は月末までかかりますが、家具、家電の搬入やお引越しも今月中に終える予定です。
お客様との出会いから1年経ちますが、なんだかあっという間だったような気もします。
住み始めてからどんどんお客さんの色に染まっていってほしいです。
2017.11.12 模型
神戸の新築は測量も終えて、模型を作りました。
高低差も踏まえつつ佇まいを検討してます。
今回も準防火地域での計画なので、延焼ライン内のサッシは防火認定のものを使います。
形態を決める時には、要望、意匠、コスト、法規、構造、素材、環境等、どこから生まれるかは毎回違っていて面白いです。
今回は全館空調の設備から形態が生まれています。
外装のイメージは固まって次はインテリア計画に入っていきます。
2017.11.11 スタディ
今週は現場に通いつつ模型も作っていました。
スタディするためにも模型は有効なツールです。
色々な角度から見てチェックしていきます。
さて、昨日から名塩のお家も内部の解体がスタートです。
素敵なお家となるよう工務店さんと打ち合わせをしながら進めていこうと思います。
2017.11.10 竣工までもう一息
宝塚のリノベはもう少しで竣工です。
靴箱は奥行をしっかりとって前後に靴が入るようにしています。
靴のままシューズクロークへ入れるようになっています。
元々リビングだった場所を思い切って靴や服の収納、洗濯スペース、物干しに使えるバックヤードに変換してみました。
洗濯物は洗濯機からすぐに室内干しが出来る動線になっていて、仕事の時や雨の日、花粉症の方でも安心です。
空気がこもらないように靴箱の裏にこっそり換気扇も仕込んでいます。
南東にあるから光もたっぷり入ります。
キッチンに立つと眺望が。
須磨のお家もですが、阪神エリアは坂も多くて眺望の良い場所が比較的多いかなと思います。
リビングの一部には腰壁パネルを貼っていきます。
ダイニング天井は一部、昔の梁や根太をあらわしにしています。
塗装はこれからです。
腰壁パネルは無垢床と目地が揃うように、無垢床の割付、パネル、目地幅まで細かく設計していましたが、綺麗に大工さんが作ってくれました。
元々あった柱は少し汚れや釘穴もあってラワンで化粧しました。
この柱は合板の小口が出ないように45度にカットして留め加工してもらいました。
シナベニヤぐらいの綺麗な木だと将来接着面が開いた時に目立つと思いますが、ラワンくらいの荒めの木で塗装まですれば留め加工でも大丈夫かと思っています。
デッキ材も納品されていました。
完成に向けて最後までやっていきます。
2017.11.09 作業
今月は現場に通いつつ、次のお家の作業も進めていきます。
考える時間もしっかり確保したいので効率よく時間を使ってやっていきます。
建築が出来るまでには地道な作業の連続ですね。
2017.11.08 仕上工事
芦屋のリノベーションは仕上工事に入ります。
メゾネットタイプはオークの床に合いそうなタイルも貼れました。
リノベーションで寸法が合わせにくいのですが、しっかり採寸してから割り付けを書き直して綺麗に貼ってもらいました。
ここにブラケット照明がついて、下部分は扉付きの収納にしていきます。
今週はクロス貼もスタートします。
平屋タイプも床がほぼ貼れたところです。
こちらはウォルナットの床にグレーや青のアクセントを入れる予定です。
2017.11.07 完了検査
須磨のお家は完了検査も無事終了しました。
床の養生も取れ、収納扉も付きました。
カウンター部も綺麗に仕上がっていて安心しました。
サッシ下は黒く塗装したので、黒いコンセントも存在がほぼわからないようになっています。
ブラケットのLED電球も空間に合うものを選んでみました。
玄関のベンチも出来ました。
ベンチ下はシナフラッシュの扉を付けてスリッパも収納できるようにしています。
ベンチ裏に水栓があるのですが、目立ちにくい位置に付けれたと思います。
横から見ると水栓がちらっと見えます。
使う時は水栓を回転させて中央のあたりまで移動することが出来ます。
モルタルで固めて小さな水場を設けました。
2017.11.06 11月
あっという間に11月。
神戸はルミナリエの準備に入っていました。
急に寒くなりましたね。
今月は5件の現場を完成までもっていかないといけないので踏ん張り所です。
工事中の案件が一段落したら名塩の工事に通いつつ、神戸市の新築とリノベもいろいろこだわって詰めていきたいです。
アウトプットした分、吸収する時間も欲しいので最近できた建築も見たいなあと、企んではいます。
さて、今日は須磨の新築の完了検査立ち合いです。
外構工事もまだこれからですし、最後まで気を引き締めてやっていきます。
2017.11.05 無作為
宝塚リノベは残りのステンドグラスの取り付け前です。
この二つは開閉できるようにするので、丁番もチェックしました。
仮ではめ込んだ雰囲気です。
栗とか玉葱みたいなかわいいフォルムです。
お客さんがアンティークショップで見つけてくれた古いガラスです。
また二階のある部屋は一部の壁を塗装せずに残すことにしました。
元々は全部塗装するつもりでしたが、大工さんが無作為に貼った雰囲気が意外と良くて、この部屋だけ遊びで無塗装の壁を残すことにしました。
偶然性みたいなものを建築に取り入れるのもアートみたいで楽しいです。
これに最終的にはショールームでお客さんと見たゴールドの樹脂タイルを床に貼っていきます。
ここまでくると元の建物のイメージからガラッと変わってきました。
最初は図面も断熱もペアガラスも無く、土台や壁も腐っていてどうなることかと思いましたが、一つ一つみんなでクリアして家らしくなりつつあってとても嬉しいです。
次はテラスのデッキが入るのが個人的に楽しみです。中から見た広がり感が大幅にあがると思っています。
2017.11.04 引き出し収納
須磨のお家の引き出し収納も設置されました。
床アップした下の部分にコロコロのついた収納セットがあります。
上に乗ってもたわまないように2分割して間に補強を入れていますが、扉の面材同士は出来るだけくっつけて隙間を小さくしてもらいました。
ここは取っ手を付けるのではなくて、面材自体を45度くらいカットして指がかかるようにしてます。
ブランケットとか日用品とかちょっとした小物関係が収納できるのであると便利ですね。
反対側のカウンタースペースにもしっかり収納は設置します。
この1帖スペースはベンチ代わりにもなるので、住まい手がいろんな使い方を発見してくれたらいいなと思います。