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2025.06.16 セミオーダー

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パナソニックの扉ですが、
寸法をセミオーダーして、天井と壁に枠がピッタリはまるようにしました。
縦長のスリットガラスにしてLDKの光が少しホールにも染み出るように。
物価高なので、なんでも一から特注したら、
今の時代はすぐに予算オーバーになってしまいます。
メーカーの既製品もうまく使って、
出来るだけお客さんの予算に近づける技術が必要だと思います。

 

 

 

2025.06.15 割付

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クッションフロアもタイル調なので、割付の検討が必須です。
上の壁を基準に貼れば、6マスがほぼピッタリで納まるので、
貼る基準位置まで職人さんに指示しました。
リノベだと寸法誤差もありますから、より難しいですが、
ちゃんと納まって安心しました。
CADで数パターン検討してこの貼り方が一番美しく納まると判断しました。

 

 

 

2025.06.14 習慣化

脳の仕組みで30歳以降は新しい事にチャレンジしにくくなるそう。
ただ、出来るだけ習慣化していけば30代以降も出来るのかなと思っています。
個人的に一度やってみたいのは早起き生活です。
朝の5時には起きて、夜の10時までには就寝するライフスタイル。
朝の時間って色々集中出来て良いです。
お試しで数日やってみましたが、
朝の光は静かで優しいですし、作業も進みます。
ある著名な人は走ったり、自転車に乗る時間にしているとありました。
運動するのも良いかなと思います。
BLOGみたいに文章を書くとか、読書の時間に充てるのも良いかなと。
習慣化が上手く出来たら定着してるかもしれません。

 

 

 

2025.06.13 青磁

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大阪の東洋陶磁美術館へ。
青磁の展示がありました。
釉薬に含まれる鉄分が独特の色を出しているそう。
形容し難い緑で美しかったです。
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なんか、昔のフィアットにこういう色味があったような気もします。
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アイスブレイク(ヒビ)を表現した作品も良いなと思いました。
こういう釉薬を日本で独自に開発されています。
ヨーロッパだと青磁はセラドンと呼ばれているそうです。
昔の小説のセラドンという名前の登場人物が、
青磁に近い色の服を着ているところが由来とありました。
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一緒に、国宝である油滴天目茶碗もゆっくり見れました。
外国人観光客もじっくり見学していました。
角度によって光り方も違ってずっと見ていられるとっても魅力的な作品です。
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以前も見ましたが、
個人的にはめちゃシブい木の葉天目茶碗が好きでした。
リアルな葉っぱの痕跡が残されています。
隣にある安藤さんの子供図書館とセットがおすすめ。

 

 

 

2025.06.12 2024年

2024年度ですが、
建設業、飲み屋、カレー屋、焼肉店、医療介護機関と、
倒産が過去最多なんだそう。
インフレ、少子化、増税、人手不足で今後もひどくなるかもしれません。
アメリカの関税もありますし。
日本は出生率も減って年金も予定通りもらえない可能性もあります。
将来のために今できる事はやっておかないといけませんね。
インフレの時こそ、
マネーリテラシーの勉強も特に現役世代は大事かと思います。
大手でもリストラを進めている現状、
会社だけに頼らず自分で生きる術を身につけておく必要があります。

 

 

 

2025.06.11 キッチン

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クリナップのアイランドキッチンも設置完了。
天井ダウンと木目クロスがアクセントになっていて、
その下げた部分を活かして15センチある太いキッチンダクトを
天井裏から外部まで抜く経路としても利用しています。
1つのデザインを意匠にも設備にも活かしていて、
2重3重に意図があれば設計した事に説得力が増していくと思っています。
意匠、構造、設備は全て連動していて、全部把握しないといけません。
リノベだとある程度の予測もしっかり出来ていないと、
現場で大幅な変更が必要になったりしますから経験値も大事です。

 

 

 

2025.06.10 北海道

NBAにチャレンジしていた冨永選手は、
予想とおりレバンガ北海道へ入団決定。
まだまだ未来のあるサウスポーのシューターなので、
日本で無双してもう一度NBAへチャレンジしてもらえたら嬉しいな。
関東のチームに行かなかったので、
よりBリーグが盛り上がるかなと思っています。
どこからでも飛び出す3pシュートは他の日本人選手には無い武器。
課題と言われているディフェンスやハンドリングもこれから鍛えてほしい。
神戸ストークスの外国籍や帰化選手の発表も楽しみに待っています。

 

 

 

2025.06.09 作品性と非作品性

建築界のトップランナー伊東豊雄さんが、
最近の著書で私にとって興味深い事を示してくれていました。
伊東さんは建築界で知らぬ人はいない、
世に新しい「作品性」を追求してきた世界的な著名建築家です。
ただ、東日本大震災で東北に「みんなの家」という、
これまでの作品性は前面に出さず、
普通の切妻の木造で、地域の人たちが集える集会所を設計されました。
あるメディアでは
これを伊東さんの作品として出すのはどうか、と書かれていたくらい。
それでも、住民の方たちは涙を流してこの建物を喜んでくれたそうです。
伊東さんは今まで追求してきた建築家としての「作品性」
を抑えたにも関わらず、
今までに無いくらい喜んでもらえたのが衝撃的だったと仰っていました。
震災後の人々にとっては一個人の建築家の作品性なんかはどうでもよくて、
気心知れた人と再び集える「場」がある、事に感動したんだと思います。
伊東さんは著書で、
自身の建築人生を揺さぶるくらい大きな出来事だったと述べています。
つまり、今までずっと追及してきた建築家個人の「作品性」だけではなく、
使う人に寄り添った「非作品性」の価値を
設計人生の終盤で気付かれて認めてくれたのです。
普通の良さの価値と言ってもいいかもしれません。
建築って、空間だけでなく、
過ごす人の記憶とか生活の色も価値なんですよね。
それ以降、ずっと作品性と非作品性とは何か?と考えるようになったんだそう。
これは建築って誰のために創るのか?という問いなんだと思います。
私はルールの厳しいハウスメーカーで9年修行しましたから、
伊東さんとは逆で「非作品性」の中からなんとかして
「作品性」を付加できないかと模索してきました。
断熱や構造が良いなら意匠や作品性はどうでも良い、
と考えるのは設計として違うと思ったからです。
私自身が考える作品性って料理で例えると、
ビジュアルが斬新でメディア映えする今までに無かった見た目の料理である、という作品性だけではなくて、
見た目はシンプルでありながらも
食べたらめちゃくちゃ美味しいとか、
出汁が最高っていう作品性もあるのではないかと思っています。
ただしそれは写真では伝わらなくて、体験した人だけが感じられるもの。
家の設計だと建築家個人の世界観で閉じられたものではなくて、
施主さんにも職人さんにも開かれていて、
それを全力で受け止めて、どう統合するか、
というところに自身の作品性が宿るのではないかと考えています。
毎回違う建築が生まれるため建築家個人のスタイルが無いように見えますし、
正直写真でも伝わりにくい目には見えない類の作品性です。
プロジェクトの進め方、スイッチコンセントの付ける位置一つとっても、
設計者の隠しきれない設計力や人間力が、
施主さんの要望に合わせて出汁のように出てくるものだと思っています。
これはハウスメーカーで数多の施主さんと出会えたから気付けた事。
実践の経験値が少なればわからなかったでしょう。
作品性と非作品性は決して対立したり矛盾するものではなくて、
最終的に一体となって統合される共生の要素ではないかと思うのです。
伊東さんのように作品性から非作品性へと移行するベクトルと、
私のような非作品性から作品性
を模索するベクトルは全く真逆な方向ではありますが、
もしかしたら、少しは同じ景色を違う地点から眺めているのではないかと思い、
これを文章で残してくださった事はハウスメーカー出身の私としては大きな勇気を頂けて、静かな感動が沸き上がってきました。
もちろん、伊東さんに比べて私が見えている解像度は全然違うとは思いますが、
建築が作品性と非作品性の狭間で揺れ動いていて、
建築界のトップランナーの伊東さんがアノニマスな非作品性についての
価値に言及いただけた事が心底嬉しかった。
「誰のための建築か」一生追及する命題です。

 

 

 

2025.06.08 2段ニッチ

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玄関の2段ニッチも完成。
背面はグレージュのアクセントクロスにしました。
ここの壁厚は130mmですが、
ニッチ背面は石膏ボードではなくMクロスという合板を使って、
奥行を10センチ程度まで深くすることが出来ました。
石膏ボードだけなら穴があいたり強度的に心配ですが、
Mクロスを使えば大丈夫。
奥行が7センチになるのか、10センチになるのかで、
置ける物が変わりますから、こういう細部まで考えたいですね。

 

 

 

2025.06.07 ダウンライト

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キッチン天井は木目のアクセントクロスを貼りました。
3つ穴が空いている所にダウンライトが入ります。
これ、なんでもないように見えますが実は凄くこだわった部分でして、
木目の線にダウンライトが重ならないようにして、
板のほぼ中心に入るようにしました。
工務店はもちろん電気、クロス職人さんにも理解してもらわないと出来なくて、
結構難しいのです。
職人さんたちには難しい事をお伝えしましたが対応いただいて感謝です。
目立たない場所でしたらそこまで気にしなく良いのかもしれませんが、
ここは特によく見える部分なので上手く出来て良かったです。
インテリアコーディネートと設計のどちらにも関わっていれば、
こういう細かい部分にも気付けるようになると思います。