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2021.02.26 宇宙創成

サイモンシンの宇宙創成が面白い。
フェルマーの最終定理が傑作だったので、
きっと他の本も面白いだろうと思い読んでいます。
昔は宇宙は地球が中心と考えるプトレマイオスの考えが指示されていましたが、
紀元前のアリスタルトス、その後のコペルニクス、ブラーエ、ケプラー、ガリレオと
みんな命がけで太陽中心を証明しようとしてきました。
その後にハッブルが最新の望遠鏡を使って宇宙の始まりはビッグバンだとする根拠を見つけ、
宇宙は最初は小さな原子や空間から膨張した、という考えに至っています。
ちょっと昔までは宇宙は永遠で絶対的な神のような存在と信じられていましたが、
実は宇宙は膨張し続けている、不変ではない存在ということだそうです。
また他の惑星から届く光の波長を見ることで、
宇宙の99.9%は水素とヘリウムで出来ていることも突き止めています。
宇宙にある物質の重さは地球1000個分の体積に対して、
たった1gしかないそうで、ほぼ宇宙はからっぽなんですよね。
下巻をこれから読んでいきます。
これが読めたら暗号解読を読もう。
今は自粛中で、休みに仕事を忘れて本を読むことが唯一のリフレッシュ時間です。