兵庫県立美術館で富岡鉄斎展やってます。 個人的には夏景山水図という雨が降っている夜の情景を墨で描いた絵が好きです。 川を流れる水やそのしぶきが美しいからです。 墨で黒く塗られた部分ではなく残った白が際立っています。 塗った面がある時に脇役になり、残された部分がある時に主役に反転する、そんな不思議な感覚を持った絵。