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2024.04.06 モジュール

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福田平八郎展の後は中ノ島美術館の観察へ。
今日新しく気づいたのは、
外壁パネルは幅100センチ、
1階のガラスは幅150センチ、
床タイルは50センチ角と50センチの倍数で建築が構成されています。
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軒天も幅300センチでこれも50センチの倍数でした。
主要な寸法のモジュールが合っているため、
目地ラインも外観が実はぴったり揃ってます。
内部空間もこの50センチのモジュールに合わせて手摺とか壁が作られていて、
こういう細かいディティールから全体の空気感が生まれています。
設計する立場としては、何で美しいかを自分なりに解釈したい。
ちなみに京都にある谷口吉生さん設計の平成知新館は60センチのモジュールで、
嵐山にある安田幸一さん設計の福田美術館は15センチの倍数で空間が構成されています。