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2020.09.19 許可

神戸の新築は県土木との崖の協議もついにクリアしました。
敷地の後ろの崖が震災の時に崩れたようで、
兵庫県が管理し、施工した擁壁がある土地です。
民宅急傾というちょっと特殊な場所で、
建築するには擁壁への配慮だったり、
敷地に降った雨水がちゃんと側溝へ流せるのか、
周辺土地の所有者全員の情報を法務局で調べて神戸市と県土木へ提出しないといけません。
その他にもいろいろ写真や図面、資料が必要です。
特に雨水の排水能力を証明するのは自分も初めてだったので難しかった。
水道屋さんに聞いてもやったことが無い、とのことで
自分で雨水管の勾配や太さ、土地面積、神戸市の降雨強度を調べ、
そこから時間あたりどれくらいの雨水が側溝へ流せるかを出せる公式を使い、
土地に降る雨の量よりも側溝へ流せる量のほうが多い、
ということを証明する必要がありました。
初めてのことで、何度か県土木に訂正もしつつ、
とにかく許可がもらえてほっとしました。
こういう経験も1度しておけば、次あってもスムーズに対応出来ると思います。
自分自身も勉強になりました。