2017.06.08 奇想の系譜展へ
兵庫県立美術館で開催中のベルギー奇想の系譜展へ。
ブリューゲルの版画シリーズにとても興味を持ちました。
遠くから見ても楽しめるのですが、近くに寄った近景がまたいいですね。
デジタルな物はズームアップすれば画像が劣化していく訳ですが、ブリューゲルの版画は近づくほどより精緻で引き込まれるタッチで、新鮮に映りました。
絵画でいくと、村上隆さんのアートにも同じ感覚を持ちましたし、映画だとジャックタチ監督の映画と近しいかなと。
ジャックタチの作品はパラレルに様々な事象が同時展開するため、観る人にスポーツ的な視野の広さを要求されて、視点の合わせ方が難しいのですが、ブリューゲルは幸いに静止画ですので、映像から時間軸が取れて気楽に楽しめる絵画となっています。
一人一人にストーリーが感じられて、ウォーリーを探せ、と同じような遊びも出来そうです。
多元的な絵画、居場所があちこちにあるような建築は個人的に好きな範疇です。
絵画と顔面との距離が20㎝となること必至です。

