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2017.01.25 ヴェルフリ展

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兵庫県立美術館でアドルフ・ヴェルフリ展が開催中。
絨毯のようにも見える圧倒的なエネルギーが込められたドローイングは様々な模様があって多用性も感じられます。
そのドローイングはいくつかの決まったパターンから構成されていることに気付きます。
まるで、組み合わせで多様性を作り出す工業化住宅のようにも見えてきます。
一方で、途中からどこか飽きてしまう自分もいました。
限られた要素だけを用いて、創作する人だけの世界で終わっているからかもしれません。
このあたりは建築設計の人も考えさせられることが多いかも。
設計する人の世界観だけで終わるのではなくて施主の意見も反映されて色んな方向に案が変化していくほうが個人的には好きですね。
建築の雑誌でも施主のことはほとんど出てこないのが当たり前になっているのですが自分はとても大切にしたいです。