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2016.01.10 シャボン玉

夕暮れ時、外出先から戻り事務所の椅子に座ってぼーっと外の風景を眺めていると、シャボン玉がふわうふわと空気の中を漂っていました。
どこから?と周囲を見渡すと、どうやら向かいのマンションの高層階から子供たちがシャボン玉遊び。
風と重量の力をまとい、揺らぎながらゆっくりと、そして光を反射しながら不規則に落下してくる様をついじっと目で追いかけてしまいました。
シャボン玉は桜や線香花火のようにわずかな時間で消えてしまう美しくもはかないもの。
建築とは違う、限られた時間の流れの中でたゆたう美しさに時々うっとりしてしまいます。