トップに
戻る

2015.12.16 新国立

新国立の2案が公開されましたね。
隈研吾さん、伊東豊雄さん、どちらも世界的建築家でお二人の建築は学生時代から度々通い勉強してきた巨匠です。
メディアでは似たような案と報道されていますが、木の使い方は全然違いますしお二人の今まで作ってきた建築のエッセンスがしっかり出ていると感じました。
どちらの案になっても素晴らしい建築になると確信していますし、この短い時間でここまでまとめ上げたことに驚嘆します。
様々な要素を検討してどちらかに決まるのでしょうが、競技場というのはアスリートが限界に挑戦し肉体が躍動する、そして観客の感情が爆発するエネルギー溢れる空間です。
そういう意味で、木を化粧材で使うというのではなくて、巨大な構造柱として使い、力強さが溢れ新しいことにチャレンジしようとしているB案が個人的には好みです。
縄文時代のような人間くさくて荒々しい要素も今回の競技場には残ってて欲しいなと。
12月末には最終決定の予定だそうです。選考過程も出来るだけ公表してもらいたいです。