2017.11.16 安藤さんの展示会
新国立美術館の安藤忠雄さんの展示会に行きました。
光の教会が原寸大で再現されていて昔大学生の時に茨木で見た記憶が蘇ってきました。
十字架部は本当はガラスがはまっていますが、この展示では安藤さんの理想形としてガラス無しにしています。
ガラスが無いと雨も風も入って寒いから、信者さんたちに大反対にあってガラスは残したそうです。
僕が大学1回生の19歳の時、平松剛さんが書いた光の教会のドキュメント本を読んで建築家になりたいと思ったんですよね。
あの本の影響力は10代の自分にとってほんと大きかった。
建築家って大変そうだけど、すげーなと。
その時にかかった魔法が未だ解けず今に至ります笑
直島の巨大模型もすごかったです。
学生たちが作ったそうです。
直島は4,5回は行きました。ベネッセハウスも地中美術館も好きな場所です。
他にもエネルギーのつまった手書き図面、ドローイング、巨大で精密な模型等、観る人をこれでもかと圧倒します。
安藤さんは事務所を設立してもうちょっとで50年になると思いますが、安藤さんがずっと挑戦し続けてきたことがすべての展示から体に伝わってきます。
設計している人も、そうでない人もこれは必見です。
まだまだやれるな、と元気が出ますよ。